感情心理学のおすすめの本

ときどき学部生や他分野で興味がある方から,「おすすめの感情 (or 感情心理学) に関する本ってなにかある?」と聞かれることが何度かありました。
少し調べてみても,感情心理学の入門書や教科書の紹介をしているサイトがなかったので,簡単に紹介してみようと思います。
(あまり紹介するサイトがないのは,院試の直接的な出題範囲になることが少ないからなのでしょうか…?)

※2019.10.23 作成途中です (とりあえず読んだことのある本などを単純にリスト化しました)
※ちなみに,院試勉強おすすめ本サイトなどでも大体紹介されていますが,心理学全般の教科書としては,New Liberal Arts Selection の心理学 (amazon link) が個人的な好みです。シリーズものである認知心理学 (amazon link) や社会心理学 (amazon link) もとてもわかりやすい本だったと記憶しています。

入門書・教科書

・感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)
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・感情心理学 (朝倉心理学講座)
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感情研究の新展開 (ナカニシヤ出版)
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・感情心理学ハンドブック (北大路書房)
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感情心理学―感情研究の基礎とその展開  (培風館)
amazon link】※未読です

※2020.3.4追記: なかなか長文をまとめる時間がないので,現時点でのかなり個人的な意見を書いておきたいと思います。もし,感情心理学を手軽に教科書レベルでざっと把握するのが目的であれば,「感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)」がおすすめです。一方で,もし,感情心理学 (の基本) をしっかり把握しておきたい場合には,「感情心理学ハンドブック (北大路書房)」を推したいです。小林が後輩に相談された場合,(広島大学の) 院試合格が目的であれば前者,卒論・修論研究を見据えてであれば後者を推すと思います。

個人的に好きな感情系の本

※あくまで小林の好きな本なので,初学者向けかどうかとかはあまり考慮していません。

感情とはそもそも何なのか:現代科学で読み解く感情のしくみと障害

・恐怖の哲学

How Emotions Are Made: The Secret Life of the Brain (翻訳版も出版されたようです)

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